紀北町では「南海トラフ地震臨時情報」が発表された翌日から、町内にある4つの海水浴場を閉鎖しましたが、15日までにすべて再開しました。
このうち「和具の浜海水浴場」では訪れた人たちに避難経路を示したチラシを配るなどして注意を呼びかけていました。
この海水浴場は遠浅で親子連れに人気があるということですが、訪れている海水浴客は去年のお盆の時期と比べ、3分の1ほどに落ち込んでいるということです。
兵庫県から家族で訪れた40代の女性は「楽しみにしていたので再開されてよかったです。地震のことはまだ気になるので浅瀬だけで遊んでいます」と話していました。
また、海岸の近くにある廃校を利用した宿泊施設では、海水浴場を閉鎖している期間におよそ100人分のキャンセルが出たということです。
海水浴場と宿泊施設を管理する小島有五さんは「再開できたのはうれしいですが、お盆休みに営業できなかった影響は大きく痛手です。お客さんのはしゃぐ声をより多く聞けるようになってほしい」と話していました。
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