非常に強い勢力で北上し、関東地方・東北地方にかなり接近した台風7号をはじめ、先週から今週にかけては熱帯低気圧や台風が次々と発生し、日本列島に影響を与えています。いよいよ本格的な台風シーズンに入ってきました。毎年この時期になると、天気予報などで「熱帯低気圧」や「台風の進路」についてよく耳にするようになると思います。熱帯低気圧と台風の違いは知っているでしょうか?

熱帯低気圧と台風は、仕組み自体が違うと誤解されやすいですがそうではありません。実は構造は全く同じで、2つの違いは”中心付近の最大風速”です。

熱帯低気圧は、その名の通り熱帯や亜熱帯の海で発生し、暖かい海からの大量の水蒸気をエネルギー源とする低気圧です。そして、熱帯低気圧の中でも中心付近の最大風速が17.2m/s以上で、且つ北西太平洋または南シナ海に位置するものを台風と呼んでいます。つまり、熱帯低気圧が発達したものが台風ということになります。

この先本格的な台風シーズンになりますが、台風情報を確認する際の参考にしてください。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。