8月27日(火)の近畿地方は、台風周辺の湿った空気の影響もあって雲が広がりやすく、激しい雨の降る所もありそうです。

 台風10号は予報が更新されるたびに西に大きく回る進路予想になっています。27日(火)は鹿児島県の奄美地方に接近。その後さらに発達し、29日(木)ごろ、九州にかなり接近・上陸するおそれがあります。

 そこから近畿地方に近づくタイミングもどんどん遅い予想になっていて、30日(金)の午後から31日(土)の午前にかけてとなりそうです。勢力をあまり落とさず近畿に接近した場合、近畿地方でも金曜を中心に大荒れの天気になるおそれがあります。引き続き、最新の情報をご確認ください。

 台風が近づく前から、周辺の湿った空気の影響で近畿の南東側の地域を中心に断続的に雨が降るでしょう。雷を伴い激しく降るおそれがあります。その他の地域も晴れ間はありますが、にわか雨に注意が必要です。

 27日(火)の予想最低気温は26~29℃くらい。日中の最高気温は北部と中部で34~37℃、南部は31℃の見込みです。厳しい残暑が続くでしょう。

 この先も台風の動きが遅いことで南部を中心に雨が長引き、雨量がかなり多くなるおそれがあります。土砂災害や河川の増水・氾濫に十分注意が必要です。

 また、波も太平洋側でうねりを伴い次第に高くなりそうです。27日(火)は和歌山南部で4m、28日(水)は6mと、だんだんと大しけになっていくでしょう。沿岸の地域では高波にお気を付けください。

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