強い台風10号は、今後は次第に動きがゆっくりになり、九州の西で方向を東寄りに変え、週の後半に本州へと進んでいく予想です。沖縄地方に最も近づくのは今夜(26日)から明日にかけてです。

沖縄近海には先週から停滞している熱帯低気圧もありますが、ようやく、不明瞭になっていきそうです。そして、強い台風10号が大東島の北の海上へと進んでくる見込みです。

大東島地方では台風の外側の雨雲がかかり、雨や風が強まる見込みです。本島地方も26日よりは風が強まり、また時折雨も降る見込みです。突然の雨や雷雨にお気を付けください。

27日午前9時の予想天気図

先島諸島は台風から距離がありますので天気への直接的な影響はなく、よく晴れそうです。ただ、県内全域で波にうねりが出ます。大東島は時化る見込みですので船舶の運航などには十分にお気を付けください。

沖縄地方への台風10号の最接近は、大東島地方で今夜(26日)のはじめ、本島地方で明日27日夜のはじめ頃から夜遅くにかけてとなるでしょう。以下に、今夜以降の雨と風のシミュレーションを画像でご覧ください。まず今夜9時のシミュレーション画像です。

27日午前9時の予想

続いて明日27日夜9時の予想です。

27日夜9時の予想

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