今回の台風10号、24時間の予想雨量は、宮崎県内のいずれも多いところで、28日夕方までが200ミリ、29日夕方までが600ミリ、30日夕方までが300ミリとなっています。
これまでも、たびたび台風災害に見舞われてきた県内。
過去に1000ミリ以上の雨が降った際は、どのような被害があったのでしょうか?
2005年9月、九州の西側をゆっくりと北上した台風14号。
美郷町神門では3日間の総雨量が1300ミリ以上に達しました。
記録的な大雨は各地に浸水被害をもたらしました。
(※県の人口の10分の1にあたる12万人に避難指示)
また、各地で土砂崩れが発生。
住宅の被害は9000棟以上にのぼりました。
台風は、住民の生活に大きな影響を与えました。
宮崎市では浄水場が冠水し、一部の地域では2週間以上に渡って断水が続きました。
延岡と高千穂を結ぶTR高千穂鉄道は鉄橋が流出し、その後、全線廃止となりました。
この台風による県内の被害総額は1200億円以上。13人が死亡するという大災害になりました。
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