27日の夜蒲郡市竹谷町大久古で起きた土砂崩れでは、家族5人が巻き込まれ、いずれも救助されましたが、3人が死亡し、2人がけがをしました。

市によりますと、死亡したのは70代の夫婦と、30代の長男と確認されました。

今回の土砂崩れについて蒲郡市は、降り続いた大雨が原因とみていますが、現場付近は、住宅周辺の斜面が急ではないとして土砂災害警戒区域に指定されていませんでした。

土砂崩れが起きた現場には、29日午後、蒲郡市の鈴木寿明市長が訪れ、周辺の14世帯37人に出している避難指示を少なくとも台風10号が通過するまで継続する考えを示しました。

そのうえで鈴木市長は、「土砂崩れの原因について国の専門機関などが分析した調査結果の報告を受けたあと、今後の避難指示の解除も含めてさまざまな判断をしていきたい」と述べました。

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