29日午後5時半ごろ、徳島県上板町神宅の木造一部2階建ての住宅で、「建物が倒壊して中にいるはずの父親と連絡が取れない」と同じ敷地内の別の住宅に住む息子から消防に通報がありました。
警察によりますと、住宅の屋根や天井が崩れ、この家に住む80代の男性が建物の1階で動けなくなっているのがみつかり、およそ50分後に消防に救助されましたが、その後、搬送先の病院で死亡したということです。
台風10号の接近に伴い、徳島県北部では線状降水帯が発生し、気象庁によりますと、上板町付近ではレーダーによる解析で午後6時半までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
警察は当時の詳しい状況を調べています。
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