台風10号はようやく九州から遠ざかり、熊本県内は、31日(土)の朝には強風域から抜ける見込みです。

これまでの雨(29日夜~30日)

暴風域を抜けたきょう30日(金)も熊本県内には朝から発達した雨雲がかかりました。台風の空気が西側から九州山地にぶつかることで、雨雲が発生・発達しました。

降り始めからの雨量は、最も多かったのは湯前町横谷で、約4日間で500ミリを超えました。

また熊本市でも250ミリ近い雨。平年の8月1か月間に降る量を上回る量が降ったことになります。

これからの雨と風

熊本県内の吹き返しの北西の風も次第に弱まり、雨もあす31日(土)の朝までとなりそうです。

台風が東に進むことで、雨や風の中心は近畿地方などに移りますが、少し離れた東海地方や関東地方にも、台風の暖かく湿った空気の影響で発達した雨雲がかかりそうです。

週末に移動の予定がある方は交通機関なども含めてご注意ください。

台風の備え いつまで?

今回、窓ガラスの補強やベランダの物干しなどそれぞれ台風への備えもされていたと思います。

日常に戻すタイミングとしては、31日(土)は△で、9月1日(日)は〇です。

1日(日)の方が安心ですが、重みがあるものは31日(土)でも大丈夫そうです。

ただ、洗濯物は飛ばされてしまうような風なので、外に干す際はしっかりととめるようにしてください。

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