大洲市肱川町にある「養老酒造」は、大正10年創業の老舗の酒蔵で、4月17日の地震で、コンクリート製の煙突が損傷して破片が作業場に落下したため、屋根におよそ50センチ四方の穴が空きました。

会社は、修繕工事を業者に依頼していますが、市内では同様の被害が相次いでいることから、業者も手いっぱいの状態となっていて、工事は来月以降になる見込みです。

このため、穴の空いた屋根をブルーシートで覆って急場をしのいでいます。

養老酒造の山内光郎 社長は「建物に被害は受けましたが、酒造りも一段落した時期で、けが人がいなくてよかったです。修理は順番があるのでしかたないですが、なんとか雨風を防ぎ工事を待ちたいです」と話していました。

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