牛山教授は台風10号をめぐるSNSの投稿などについて「台風消滅」とか「台風がどこにいる」といったことに関心が集まり過ぎているのではないかと指摘しています。

その上で「雨に関して言えば台風から離れているから安心というわけではない。熱帯低気圧に変わるから影響がなくなるわけでもなく、大雨が降ると災害が起きるおそれがあることに変わりはない」として、自分の住んでいる自治体に大雨警報などが出ている間は、最新の気象情報や防災情報を確認するよう呼びかけました。

また、各地で道路の冠水が起きている中、車で通行を試みる様子がみられるとして「車などが流されるのかどうかは水深だけでは決まらず、水の流れる速さも関係しているが、運転中の判断は難しい。『通行できる』と判断してしまうと、そのまま流されてしまい命を落とすとこともある。見通しの悪い夜間と違い、昼間だと『大丈夫だろう』と判断してしまいがちだがそういう気持ちは押さえて行動してもらいたい」と指摘しています。

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