熱海市によりますと、市内では斜面が崩れたり、道路に土砂が流入したりしたといった報告が1日までに10件以上あったということです。

いずれもけが人はいないということです。

このうち熱海市西熱海町では、8月30日午後、住宅近くの斜面が崩れました。

住民によりますと崩れた土砂で窓が割れ、台所や廊下に流れ込んできたということです。

家の前の道路は1日も大量の土砂で埋め尽くされたままになっていました。

現場周辺の住民は近くの学校などに避難しているということです。

この住宅に住む70代の男性は「ガラガラと雷のような音がして家の裏の斜面が崩れた。水を含んだ土砂が窓を突き破って、台所や廊下に流れ込んできた。どこから手をつけていいのかわからない」と話していました。

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