石川県は県内の宿泊施設を利用する人にツアー費用や宿泊代金の半額を補助する「北陸応援割」を3月から7月まで実施しましたが、県が配分した枠を使い切れない施設もあったため、1日再開しました。

このうち金沢市中心部のホテルでは、予約の受け付けを始めた先月23日の午前0時から県外の観光客を中心に予約が入り、この日の昼前には県から配分された上限のおよそ280人分に達したということです。

予約は今月の週末に集中しているということですが、来月からは北陸3県で共同開催される「北陸デスティネーションキャンペーン」が始まることもあり、観光需要の増加に期待を寄せています。

金沢ニューグランドホテルの松村美奈チーフコンシェルジュは「かなり反響をいただいています。9月はもともとあまり稼働率の高くない時期なので、応援割を使って多くの方に利用していただけることをうれしく思います」と話していました。

石川県の「北陸応援割」は11月末まで実施されます。

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