輪島市輪島崎町の周辺の海岸は地震の影響で地面が大きく隆起し、海中に沈んでいた磯が一面、干上がりました。

このため、この付近の海岸で漁をしていた海女の女性などは被害状況を確認するため、先月末には磯に散らばるサザエやアワビなどの死がいを拾って数や大きさを確認し、調査を続けています。

12日は初めてとなる海中の調査が行われ、午前9時すぎに船が港から沖合に向けて出発しました。

今回の調査は11人態勢で行われ、沖合の2か所で海に潜り、1か所でサザエやアワビの個体数をカウントするほか、もう1か所で海藻の生育状態を確認するということです。

調査にあたった海女の女性は「久しぶりに潜れて気持ちいいです。サザエはいつもより多い気がするのでもう少し潜って調べたい」と話していました。

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