能登半島地震で富山県射水市は震度5強の揺れに襲われ、7人がけがをして3154棟の住宅に被害が出ました。

地震の際、住民およそ200人が避難した大門小学校では2日、児童と住民が一緒に参加して、地震などを想定した初めての避難訓練が行われました。

訓練では、授業中に地震発生の放送が流れると、全校児童600人余りが一斉に机の下に隠れて身を守り、そのあと最上階の3階に避難しました。

また、地域の住民およそ10人も同じ場所に避難し、児童たちから水や食べ物などの備蓄状況を教えてもらっていました。

元日の能登半島地震では3階の教室などで避難してきた人たちを受け入れましたが、授業中に災害が起きた場合、どのように住民を受け入れるかが課題となっていて、今回の訓練を踏まえて検討を進めることにしています。

大門小学校の中野千佐登教頭は「今回の訓練も参考に、避難経路などについてどのようにすればよいか、地域の人たちと相談していきたい」と話していました。

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