今後の天気の見通しについて、國本未華気象予報士の解説です。
また暑さがぶり返しそうです。4日朝にかけては、秋雨前線が今シーズン初めて通過していったということで、朝がぐっと気温下がりました。東京も22.8℃でしたが、やはり、昼間に日が出ると気温が上がりやすいという傾向は続きます。西日本だと35℃近いようなところもありました。
そして、こういった暑さが関東の方にも広がってきそうです。週末にかけ、日本列島を覆うように広く「夏の高気圧」が広がっていきます。こうなると、西日本、東日本、さらには北日本でも厳しい残暑となりそうです。
さらに、海面水温が依然として高くなっています。先日、台風が通過していき、本州の南付近は多少、海面水温が落ち着いてきたと思いきや、この時期はもともと水温が高いということで、まだ29℃とか28℃というエリアが広がっています。それだけ湿った空気も流れ込みやすくて、雷雨も起こりやすいという状態が続いでいきそうです。
Q.もし台風が発生すると、発達しやすい状況がまだ残ってるということ?
海面水温が27℃以上だと台風が発達しやすいという傾向があるので、今後も心配ですね。
気温が目立って高いのが西日本になります。京都だと37℃予想、東京も金曜日(6日)土曜日(7日)は34℃予想となっています。引き続き、暑さにご注意ください。
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