普通交付税は、地方自治体の財源不足を補うため、国から年4回交付されていて、災害で大きな被害を受けた場合は時期を繰り上げて交付されます。

総務省は、台風10号によって大きな被害を受けた神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、大分県、宮崎県、鹿児島県の合わせて34の市と町に、ことし11月分の普通交付税の一部、合わせて233億1700万円を、時期を繰り上げて今月9日に交付することを決めました。

内訳では、浜松市が30億700万円と最も多く、次いで鹿児島市が29億9900万円、静岡市が24億3800万円などとなっています。

対象自治体

▽神奈川:秦野市、伊勢原市、大井町
▽岐阜県:池田町
▽静岡県:静岡市、浜松市、島田市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町、森町
▽愛知県:蒲郡市
▽大分県:別府市、中津市、日田市、佐伯市、豊後高田市、豊後大野市、由布市、国東市、日出町
▽宮崎県:宮崎市、延岡市、小林市、新富町、高千穂町、日之影町
▽鹿児島県:鹿児島市、鹿屋市、枕崎市、出水市、志布志市、湧水町

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