10日夜発生した台風13号は11日午前9時、マリアナ諸島を時速20キロで西北西へ進んでいます。次第に勢力を強めながら、今週末にかけて日本の南を北上する見込みです。

台風13号は14日に「強い」勢力となり、15日にかけて、沖縄付近を北西へ進む見込みです。3連休初めに沖縄を直撃するおそれがあります。

日本気象協会tenki.jpによりますと、進路や勢力などは定まっていませんが14⽇から15⽇にかけては沖縄・奄美を中⼼に⼤荒れや⼤しけ、警報級の⼤⾬となる恐れがあります。

3連休に沖縄方面へ出かける予定のある方は、今後の情報に注意、早めの備えが重要です。

一方、東シナ海にある熱帯低気圧は台風にならない予想ですが、日本の南は続々と台風や熱帯低気圧の発生しやすい状況が続いています。今後も新たな熱帯低気圧や台風の発生に注意が必要です。

北に寒冷前線の雲 南には熱帯低気圧周辺の雲

きょう11日は北海道を寒冷前線が南下中で、北海道では所々で雨が降り局地的に強まっています。前線の南下に伴って北海道は次第に雨がやみ、天気は回復に向かう見込みです。

一方、東北は午後から雨雲がかかりやすくなり、局地的に激しい雨が降ったり、雷雨になる所がある見込みです。

また、沖縄の西には熱帯低気圧があり、沖縄や奄美、西日本の太平洋側には暖かく湿った空気が流れ込んでいます。

沖縄県読谷村では11日午前11時20分までの1時間に20.5ミリのどしゃ降りの雨が降りました。午後も局地的な激しい雨や雷雨に注意が必要です。

午後は広い範囲で発雷確率が高め 関東も激しい雨のおそれ

本州付近は広い範囲で晴れていますが、午後は暖かく湿った空気の流れ込みや気温の上昇に伴って、西日本だけでなく、東日本でも大気の状態が不安定になる見込みです。

午後6時の発雷確率は東海や関東甲信の内陸部で50%以上の所があり、高めとなっています。

空が急に暗くなってきたり、雷の鳴る音がしたら、突然の激しい雨や落雷、竜巻など天気の急変に注意が必要です。

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