気象庁によりますと、低気圧を伴った前線が東北地方から日本海にのび、南からは暖かく湿った空気が流れ込んでいるため北海道や東北、東海、それに四国などで雨雲が発達しています。
岐阜県の関市板取では、午前4時半過ぎまでの1時間に34.5ミリの激しい雨が降ったほか、北海道の浦河町中杵臼では、午前5時前までの1時間に24.5ミリ、高知県の四万十町窪川では、午前5時前までの1時間に22ミリの雨が降りました。
15日は北日本を中心に大気の状態が非常に不安定となり雷を伴って激しい雨が降り、局地的には大雨となるところがある見込みです。
16日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽東北と関東甲信、北陸で100ミリ、
▽東海で80ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地の浸水などに十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。
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