石川県によりますと、奥能登地域の4つの市と町の転出者の数は、地震が起きた1月1日から8月末までで、合わせて3218人でした。
去年の同じ期間の1345人と比べると、2.4倍となっていて、ふるさとを離れて、ほかの地域へ移る動きが続いています。
自治体別の転出者数は
▽輪島市が去年の2.3倍の1558人
▽珠洲市が3.4倍の741人
▽能登町が1.9倍の554人
▽穴水町が2.2倍の365人でした。
一方、この期間の転入者数は、4つの市と町で合わせて634人と、去年の7割ほどにとどまっています。
9月1日時点での奥能登地域の人口は、
▽推計で5万1465人となり、
ことし1月1日時点の5万5213人と比べると3748人、率にして6.8%減少しました。
また、石川県全体の人口も減少傾向で、9月1日現在の推計で109万9086人と1978年以降では初めて110万人を下回りました。
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