調査を行っているのは、輪島市から委託を受けた社会福祉協議会のスタッフで、1日は、およそ15人が5つのチームに分かれて市内を回りました。
このうち輪島市鳳至町では、スタッフが被災した住宅を1軒1軒訪ねて、生活の状況や健康状態などについて聞き取っていました。
住民からは「床上浸水の被害にあい、冷蔵庫が使えずまともな食事をとれていない」とか「自宅を片づけたいが高齢のため難しい」といった声が寄せられ、スタッフたちは相談の受け付け窓口などを紹介していました。
聞き取りを受けた76歳の女性は「誰も声をかけてくれる人がいないので、スタッフの方から情報を聞けてすごく助かりました」と話していました。
輪島市社会福祉協議会の大下百合野参事は「今後も状況を聞き取っていく中で、被災者の皆さんが安心して暮らしていけるような情報を提供したい」と話していました。
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