大型で猛烈な台風18号は、3日から5日頃にかけて沖縄地方に接近するおそれがあります。気象庁は、沖縄地方では、うねりを伴った高波に警戒し、強風に注意するよう呼び掛けています。
また、台風から離れた九州や中国、四国、近畿などでも暖かく湿った空気の影響で激しい雨となる所がある見込みで“警報級の大雨”の恐れがあるとしています。

気象庁によりますと、大型で猛烈な台風18号は、1日午後9時には台湾の南の南シナ海にあって、ゆっくりした速さで北西へ進んでいます。
中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

台風18号は、3日にかけて南シナ海をゆっくりした速さで北上し、暴風域を伴って台湾付近に進んだ後、3日から5日頃にかけて沖縄地方に接近する恐れがあります。
そして、6日午後9時には東シナ海で熱帯低気圧に変わる見込みです。

沖縄地方では2日から3日にかけて大しけとなる所があるほか、4日にかけても、うねりを伴い、大しけが続く恐れがある見込みです。
また2日にかけて風が強く、3日は非常に強い風が吹く所があるとしていて、4日頃にかけても非常に強い風が吹く恐れがあるということです。

波の予想

▽1日に予想される波の高さ
 沖縄地方 4メートル うねりを伴う

▽2日に予想される波の高さ
 沖縄地方 6メートル うねりを伴う

▽3日に予想される波の高さ
 沖縄地方 6メートル うねりを伴う

風の予想

▽2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 沖縄地方 17メートル (30メートル)

▽3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 沖縄地方 20メートル (30メートル)

気象庁は、台風の進路や勢力によっては、警報級の暴風や大雨、高潮となるおそれがあるとして注意を呼び掛けています。
また、台風から離れた九州や中国、四国、近畿などにも暖かく湿った空気が流れ込んで強い雨が降る所がある見込みで、暖かく湿った空気の流れ込みの程度によっては4日頃にかけて“警報級の大雨”となる恐れがあるとしています。
今後の気象情報に注意してお過ごしください。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。