8日の新潟県内は28の観測地点のうち16地点で今季最低気温を観測。
秋が深まるなか、今年も阿賀野市の瓢湖に“冬の使者”がやってきました。

国内有数の白鳥の飛来地である阿賀野市の瓢湖では、6日に白鳥24羽の初飛来を確認しました。初飛来の時期は例年並みだということです。

「こーーーーい、こい、こーーい」
と声をかけながらエサをあげる『白鳥おじさん』は、8日が仕事始めとなりました。

【3代目白鳥おじさん 齋藤功さん(75歳)】
「白鳥の鳴き声を聞くとやはり、まもなくまた本格的なシーズンになってくるかなと思います。また今年もたくさんの白鳥たちが飛来してくれればと願っています」

8日の午前11時ごろには、およそ30羽の白鳥が確認できました。

早速ハクチョウを訪れる人の姿も…
「白鳥が大好きなの」
「遠くから来てるんだからさ、ロシアから来ているんだからさ、まあ疲れがたまっているからゆっくり休んでさ」

白鳥の訪れとともに、新潟県内は秋の空気となっています。
新潟地方気象台によりますと8日の県内の最低気温は、津南町で12.5℃・阿賀町津川で13.2℃・妙高市関山で13.3℃など、28の観測地点のうち16の地点で今季最低気温を観測しました。

瓢湖の白鳥は冬が近づくにつれ増えていき、ピークとなる11月中旬には、およそ6000羽になるそうです。

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