明日から3連休が始まります。せっかくの連休に、おでかけを予定されている人も多いのではないでしょうか。気になる天気は?TBSウェザーセンター 三ヶ尻知子気象予報士の解説です。
三連休は真夏日になるところも 熱中症に注意
三ヶ尻予報士によると、この3連休は“晴れ連休”になりそうだといいます。
TBSウェザーセンター 三ヶ尻知子気象予報士
「秋の移動性高気圧におおわれるんですが、これが東西に4000キロぐらいに及ぶ大きな高気圧。これだけ大きい高気圧におおわれるのは今シーズン初めてです。3連休の最終日、月曜日だけは湿った空気が入り、九州や四国の太平洋側で一部雨が降りそうですが、その他は3日間ともずっと晴れそうです」
およそ1カ月続いた秋雨も明け、「秋晴れシーズン」に突入。この3連休は、平年よりも気温が高くなりそうです。
「東日本から西日本では25℃以上の夏日になる地域がほとんどで、30度近くまで上がるところもありそうです。
30℃まで上がるのは、鹿児島や佐賀。スポーツの日の月曜日が30℃予想になっていて真夏日予想です。その他の地方も、東海から九州は大体28℃前後。30℃に迫るようなところが多くなりそうです。東京など関東地方では3連休中は25、6度になりそうです。
月曜日はスポーツの日ですけれども、運動会のところもあると思います。東日本と西日本では熱中症にまだ注意が必要ですね。激しい運動をすると熱中症になる危険性があるので、特に西日本中心に注意してください」
ただし、昼間は少し動くと汗ばむ陽気ですが、朝晩は涼しくなるといいます。
「朝晩の気温が昼間の気温よりも10℃くらい低くなりそうなので、温度差によって体調を崩さないように、注意が必要です。気温が5度違うと、1枚羽織るものがあった方がいいっていうふうに言われているので、昼間はシャツ1枚でもちょうどいいですけれど、朝晩は羽織るものがあると良さそうです」
寒暖差や熱中症には気を付ける必要がありますが、この三連休は“なんでも日和”だといいます。
「お出かけに、お洗濯、スポーツ…何でも“いい感じ”です。30℃近くまで上がって、真夏日になるところもありそうですが、夏と全然違うのは湿度。今回、秋の高気圧におおわれますので、湿度が低くからっとしています。肌にまとわりつくような嫌な蒸し暑さはなくて、からっとした暑さになりそうですね。この秋以降一番いい天気だと思います」
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