記録的な大雨の被害を受け、輪島市河井町では先月下旬、重蔵神社の神職の呼びかけで、神社の境内に民間のボランティアセンターが開設されました。
11日は東京から大学生など8人が参加し、2人一組で住宅の側溝にたまった泥をスコップでかき出して、土のう袋に次々と詰めていきました。
ボランティアセンターによりますと、この地域では、能登半島地震で地域の外に避難している人が多く、水につかる被害が出た住宅の泥出し作業などは、ほとんど進んでいないということです。
参加した女子大学生は、「ボランティアが来ることで、忘れていないよ、力になりたい人がいるということを伝えたい」と話していました。
ボランティアセンターを立ち上げた重蔵神社の禰宜、能門亜由子さんは「災害が続き、心が折れてしまっている地域の人たちが多いが、ボランティアを派遣することで少しでも前に進めたらいい。来ていただける方がいればぜひご協力いただきたい」と話していました。
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