14日午後6時過ぎに富山県砺波市で撮影された「紫金山・アトラス彗星」の写真が届きました。
これは、14日午後6時13分に富山県砺波市の夢の平スキー場近くから撮影された写真です。撮影したのは、富山県天文学会の須藤健太郎さんです。
須藤さんは前日13日は石川県の宝達山頂公園で「紫金山・アトラス彗星」の撮影を行っていましたが、さらに彗星の高度が上がる14日は眼下に散居村を望む砺波市のスキー場近くで撮影。周囲に親子連れや天体ファンもカメラを設置していて、にぎやかな撮影だったということです。
須藤さんによりますと、「午後6時10分くらいには肉眼で見えて、近くにいたお子さんが『見える!』って歓声を上げていました。iPhoneでも午後6時13分には肉眼で確認しながら手持ちで撮影できました」ということです。
「紫金山・アトラス彗星」は去年1月に発見された彗星で、今月中旬以降が観測のチャンス。探すのは夕方・日没直後・西の空がポイントです。今回を見逃すと、次に地球上で見られるのは8万年後と予想されている珍しい彗星です。
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