2日午前4時6分、広島地方気象台は、以下の市町に「大雨警報(土砂災害)」を発表しました。
大雨警報(土砂災害)
広島市中区・東区・南区・西区・安佐南区・安佐北区・安芸区・佐伯区、呉市、大竹市、東広島市、廿日市市、安芸高田市、江田島市、府中町、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、北広島町
土砂災害の危険度分布(土砂キキクル)を見ると、県西部では広く注意報基準を超える黄色いエリアが広がっていて、一部で警報基準を超える赤色のエリアが広がり始めたことがわかります。5段階で示される大雨警戒レベルのうちレベル3にあたる情報です。
すでに広島県では西部を中心にこの24時間に降った雨の量が100ミリを超えています。広島市中区では2日午前4時までの24時間に降った雨量は117.5ミリとなっていますが、11月の1か月に降る平年値は69.3ミリで“季節外れの大雨” となっています。
雨の降り方をみると、現在、広島県には所々でやや強い雨が降っていますが、このあと広島県にはさらに激しい雨が降るおそれがあります。九州付近をみると、帯状にのびる非常に活発な雨雲がありますが、このエリアが東へと移動してくる見込みです。朝から昼前にかけて広島県には非常に発達した雨雲がかかり、雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。災害の危険度の高いエリアがさらに広がるおそれがあります。
レーダーを使って雨の降り方を確認するとともに、キキクルなどで災害危険度を確認して土砂災害や浸水、河川の増水に警戒してください。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。