ようやく北アルプス立山連峰に冬の便りです。標高2450メートルの室堂では6日、今シーズン初めて雪が積もり白銀の世界が広がりました。

一面に広がる雪景色。6日正午、標高2450メートルの北アルプス・室堂平では積雪が確認されすっかり冬の装いとなりました。

室堂平(6日正午)標高2450メートル

立山室堂山荘によりますと5日午後9時の時点で雪は確認できなかったものの、6日午前5時ごろには10センチほどの積雪があったということです。

平年より1か月ほど遅い積雪が確認された室堂で山小屋を営むオーナーは…

立山室堂山荘 佐伯千尋さん
「10月の上旬にはいつも(雪が)降りますので、大体。遅くとも(10月の)10日すぎくらいには降ってる。今朝5時に起きたら雪ですね。吹雪いてまして。いまは真っ白」

11月1日に撮影した室堂の映像では、緑や茶色の山肌が目立ちましたが、6日に山小屋の従業員が撮影した室堂の写真では、あたり一面を雪が覆い一気に冬景色になりました。

11月1日撮影 室堂平

立山室堂山荘 佐伯千尋さん
「これがここでいうと初雪になるんじゃないですかね。室堂では」

立山室堂山荘によりますと例年だとこの時期はスキー客や冬山登山を楽しむ人で賑わうということで今後、受け入れ体制を万全にして臨みたいとしています。

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