7日は、二十四節気「立冬」です。宮城県内は、暦どおり、冬の訪れを感じさせる寒さになりました。仙台市の泉ヶ岳では雪が降りましたが、初冠雪の発表はありませんでした。

県内の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込み、朝、7.7度まで下がった仙台市内では、手袋やマフラーなどを着用し、寒さ対策をしながら通勤・通学する人の姿が目立ちました。

最低気温は、栗原市築館で3.9度、登米市米山で4.6度など、5度を下回った所もありました。

日中もあまり気温が上がらず、最高気温は、仙台で11.2度、塩釜で9.1度など、冬の訪れを感じさせる寒さになりました。

伊藤諒気象予報士:
「泉ヶ岳の麓は冷たい雨ですが、山頂付近をご覧ください。雪で白くなっているのが、肉眼でも確認できます」

この寒気の影響で、仙台市の泉ヶ岳では午前、山頂付近に雪が積もり、うっすらと白くなっているのをtbcのカメラが確認しました。

ただ、宮城野区の仙台管区気象台からは確認されず、初冠雪の観測はありませんでした。強い寒気の流れ込みは8日まで続き、朝の予想最低気温は、仙台で6度、気仙沼で2度など、7日朝よりさらに低くなる見込みです。内陸を中心に、霜に対する農作物の管理に注意が必要です。

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