国内のサッカー大会をめぐっては、Jリーグのユースチームや高校のチームで争うリーグ戦など、育成年代の大会が7月と8月にも行われていて、熱中症のリスクが指摘されています。

また、2023年7月には、埼玉県内で行われた大会で40代の男性が試合後に倒れて、その後、死亡しました。

こうした中、日本サッカー協会は、暑さ対策のガイドラインの作成を進めていて8日に協会の影山雅永技術委員長が報道陣に内容について説明しました。

具体的には、
▽2025年度から、協会が主催する育成年代の大会では、7月と8月に試合を行わないようにすることや
▽インターハイを開催する高体連や地方の協会にも、夏場の日程について検討するよう求めるということです。

影山技術委員長は「工夫しながら、サッカーができる環境を整える努力をして、悲しい事故がなくなるようにしたい」と話していました。

協会ではガイドラインの詳細を早急にまとめ、11月中に発表することにしています。

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