七尾市の「のとじま水族館」に戻されたのは、カマイルカのオスの「ニッシー」と「ゴウ」です。

この水族館では、能登半島地震で飼育施設などに被害を受けたため、ショーで人気を集めていた12頭のイルカのすべてが県外の3つの水族館に預けられました。

このうち、福井県坂井市の越前松島水族館に預けられていた2頭が19日昼前にトラックで到着し、施設のプールに運ばれました。

のとじま水族館によりますと、県外に預けていた12頭のうち1頭は死んだということですが、残りの9頭も年内に戻る予定で、今後は健康状態を確認しながらトレーニングを行い、ショーの再開を目指すということです。

「のとじま水族館」の松岡哲也 海洋動物係長は「ようやく帰ってきてほっとしています。しっかりと健康観察をしてなるべく早く入館者にお披露目をしたいです」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。