永野芽郁さん、佐藤健さんが映画「はたらく細胞」(武内英樹監督・今年12月公開)製作発表会に登壇。佐藤さんは "笑って泣けて、理科の勉強も出来る、孫に見せたい作品に仕上がりました" と挨拶し笑わせました。

映画「はたらく細胞」製作発表会


この映画は人間の体内の細胞を擬人化した清水茜さんの人気漫画を実写化した作品。永野さんは「赤血球」役、佐藤さんは「白血球」役を演じます。体内の細胞たちの働きに焦点を当てた作品という事で、イベントでは世界最小の1ミリメートルのポスターが製作されました。記者席にも用意された顕微鏡を覗き込む場面もありましたが、真剣に覗き込み静まり返る取材陣の一方で、永野さんは "これ、すごっ!" と驚きの声をあげると、佐藤さんはすかさず、 "ありがとうございます。そういうリアクションが欲しかったんです。(記者の)皆さんも見習ってくださいね" と促し会場を盛り上げました。このポスターはギネス世界記録™にも申請予定という事で、佐藤さんは "俺、ギネスは初めてかも…" と言うと、永野さんも "私も" と興奮気味に応えました。

永野芽郁さん

この映画への出演オファーを受けたことについて、佐藤さんは "面白そう。これは間違いなく我々の代表作になる。永野さんの「赤血球」役もぴったりはまっていると思います" と自信を見せる一方、永野さんは "マネージャーさんから「赤血球の役が来ていますけど…」と言われ、何のことかわからず、「誰が?私が赤血球をやるの?」と理解が出来なくて…最初で最後の赤血球役になると思って、撮影を楽しみにしておりました" と、明かしました。

佐藤健さん


そんな永野さんに対し、佐藤さんは "原作も読んで惚れこんでいて、白血球役へのイメージが湧きましたね。イメージしか湧きませんでした" と、真剣な表情で語り、 "逆にこれをやらなくて、俺の役者人生はなんだったんだって思えるほど、僕の集大成ですね" と言い切りました。それに触発された永野さんも "私がやるべき。私の集大成です!" と言い切る一方で、大きな戸惑いも。撮影初日について "割と感情を入れてやるシーンがあったんですけど、横を見ると、真っ白な人(白血球=佐藤さん)がいて……佐藤さんとは6年ぶりの共演だったんです。真剣なシーンなのに笑いが止まらなくて大変だったのを覚えています。すごく真面目にやっているのが面白かったです" と明かしました。

永野芽郁さん


すると佐藤さんは、"永野さんも、なかなかのビジュアル。髪の毛ハネてて、あの帽子。でも、かわいかった" と、やりかえしつつ "「赤血球」がたくさんいる中、それぞれ個性があるんですけど、その中でも永野さんは、すぐにわかりました。「これが華か…」と" と持ち上げ、永野さんは "佐藤さんはホメ上手" と、はにかみました。

しかし、白塗りで演技していた佐藤さんは苦労もあったようで "「白血球」も多いんですが、中にはまだ発表できない大先輩も紛れていて、挨拶しなきゃまずいのに出来なくて…だって、みんな白いんだもん" と、ボヤきながら挨拶できていない共演者たちに詫びていました。

佐藤健さん



今回はアクションも見どころの一つ。アクション監督には「るろうに剣心」でもタッグを組んだ大内貴仁さんを、佐藤さん自らが提案し実現しました。佐藤さんは "子ども向けの作品だからこそ、アクションは本格的な方が映画としてメリハリがついて面白いのでは?と思い、「るろうに剣心」以来のアクションをみせないと、自分がやる意味がないなと、けっこうボク頑張ったんですよ" といたずらっぽい笑顔で自信をにじませていました。そんな佐藤さんに永野さんも "かっこよかったです。前作はアクションシーンもなかったので、今回はキレキレ。私は赤血球なので、私を全力で守ってもらう姿にキュンとしました" と魅惑された様子で語っていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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