関西テレビ(大阪市北区)の代表取締役社長に19日付で就任した大多亮(とおる)氏(65)が同日の夏季社長会見で「重責だなと身が引き締まる思い。関テレは伸び代しかないので、視聴率にこだわって制作力を上げていきたい」と抱負を語った。
大多社長は1981年にフジテレビに入社。プロデューサーとして、「東京ラブストーリー」や「101回目のプロポーズ」、「ひとつ屋根の下」などの人気ドラマを手がけた。入社後初めての転勤で、関西に住むのも今回が初めてという。
プロデューサー時代からこだわってきたのは、「視聴率」。「視聴率は支持率や人気率であり、ヒット率。ヒットしなければ、人も金も集まらない」と大多社長。関テレ制作で、好調の月曜午後10時のドラマ枠を例に上げ、「関テレは脚本家やプロデューサーがそろっていて、基礎力が相当強い。GTOのように、昔のドラマのリメイクを増やしても面白いと思う」などと語った。(岩本修弥)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。