国の文化審議会は佐世保市の国指定の史跡「福井洞窟」を特別史跡に指定するよう答申しました。

指定されれば、県内3件目で、国内の特別史跡の中で最も古い史跡となります。

KTN記者
「佐世保市吉井町の福井洞窟です。いま市の職員が『祝!特別史跡、福井洞窟、うれしかー』と書かれたのぼりを立てています」

国指定の史跡「福井洞窟」です。

国の文化審議会は、24日に特別史跡に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

福井洞窟は市北部の福井川の浸食ででできた砂岩洞窟です。

これまでの発掘調査で旧石器時代から縄文時代にかけて石器の変遷や土器が出現した過程が明らかになっています。

「地すべりで洞窟が形成された過程が明らかにされた遺跡で、極めて重要」として「学術的な価値がある」と高く評価されています。

宮島大典 市長
「わが国の歴史を示す貴重な文化財として、また本市の宝として後世に保存・継承されるよう尽力いたしますとともに、福井洞窟を地域資源として活用することで、『洞窟遺跡日本一のまち』を国内外にアピールしていく」

指定されれば県内で3件目、特別史跡の中では、国内でもっとも古い時代の史跡です。

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