小城市出身の偉人で学者の「高田保馬」を題材にした映画を地元の有志で製作することになりこのほど出演者オーディションが行われました。

「そいけん深かところに行くなて日頃からあがしこ言いよろうが!」
「秀しゃん、ごめん」

高田保馬は小城市三日月町出身で、戦前から戦後にかけ社会学・経済学者として優れた業績を残しました。
映画は、三日月町の有志でつくる実行委員会が郷土の偉人の功績や人柄を伝えようと製作しているもので、このほど行われたオーディションには町民を中心とした小学生から80歳までの約35人が参加。
実際に映画の台本を使いながら一人一人が一生懸命に役を演じました。
審査は実行委員会が行いすぐに結果が発表されました。

【田中正照監督】
「上がった人は4分の1くらい。涙を呑んだ人も絶対加勢してくれるでしょうから。やっぱりふるさとの郷土愛があると思うから、そのような作品をみんなと作り上げられたらいいなと思う」

撮影は11月3日から始まり完成は高田保馬の命日である2月2日を予定しています。
また、完成した映画は来年10月にドゥイング三日月で上映する予定だということです。

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