大相撲三月場所で幕下優勝し、十両への昇進を決めた愛媛県西予市出身の風賢央が17日に地元の野村にがい旋。愛媛から29年ぶりの関取誕生に「相撲のまち」が大いに盛り上がりました。
大きな拍手で迎えられたのは、十両昇進を決め愛媛出身力士として29年ぶりの関取になった風賢央です。西予市野村町で開かれた祝賀会には地元の相撲関係者ら約100人が駆け付け、会場は熱気に包まれました。
風賢央:
「三月場所で優勝することができました。幕下優勝できたのも野村町の方々のご声援だと思っております。幕下優勝して野村町の方々にたくさんの応援メッセージをいただいて、本当に野村町で相撲を続けてて良かったと改めて思いました」
祝賀会では西予市相撲連盟の井石泰義理事長から化粧まわしの目録が贈られました。
風賢央は西予市の野村高校出身で大学卒業後押尾川部屋に入門。今年の三月場所で7戦全勝で幕下優勝し、来場所の十両昇進を決めました。愛媛から関取が誕生するのは西予市出身の元関脇・玉春日以来29年ぶりの快挙。恩師や後輩たちも感無量です。
恩師野村高校相撲部上杉博賢部長:
「教え子がお相撲さんになって関取になって帰ってくるのは目標ではあったんですけど、なるとは本当に思ってなかったので夢みたいですね」
野村高校相撲部OB会・山田信二会長:
「もう我が子のようにうれしいですね。みんな元気になると思います(豪雨災害やコロナ禍など)色々ありましたけど、ここでまた盛り上がっていけますし、野村町の励みというか支えというか、心の支えみたいなもんですよね」
野村中学相撲部・渡邊敦郎さん:
「かっこいいです。横綱になって全国から応援されるような力士になって欲しいです」
風賢央:
「関取として野村町に帰ってくるのが1つの夢でした。そういった意味では本当にうれしく思います。来場所また(十両で)優勝して、またこういう会が開けれるように、まず自分が頑張って優勝目指していきたい」
ふるさと野村でさらなる活躍に闘志を燃やした風賢央。五月場所は5月12日に初日を迎えます。
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