『エリザベート』『モーツァルト!』『王様と私』など数々の名作ミュージカルに出演する山崎育三郎さん、明日海りおさん、古川雄大さんの3人が、日本発の和物オリジナルミュージカル『昭和元禄落語心中』で初共演することが発表されました。

昭和元禄落語心中



今回のオリジナルミュージカルについて、山崎さんは「1998 年に小椋佳さん企画のオリジナルミュージカルでデビューした私にとって、日本オリジナルミュージカルを作ることは長年の夢でした」と綴りながらも、「しかし、次々とミュージカル作品が生まれている世界に比べて、日本オリジナルミュージカルが生まれ難いのも現状です」と葛藤を告白。

山崎育三郎さん



「そんな中、6年前に出演したドラマ『昭和元禄落語心中』に出逢い、この作品の持つ儚く美しい世界に魅了され、撮影中からいつかこの作品をミュージカル化したいと心に秘めていました。そして時が経ち、多くの皆さんにご協力いただき、ついに 2025 年に上演が決定いたしました。」と、6年前からの構想であったことを明かしました。

明日海りおさん



脚本・演出を担当する小池修一郎さんは、今回のミュージカルに関して「4年前のある日、稽古場で山崎育三郎君から、提案された。『明日海さんと雄大と3人のミュージカル、やりましょうよ!』『え~!?そりゃ実現したら凄いけど...』『僕から事務所に話してみます』」と明かし、「以後、忙しい3人のスケジュール調整がやっと適い、実現の運びとなった」と喜びを書き表しました。

古川雄大さん



続けて、「育君からは『落語心中』をやりたいと聞いていたし、単行本出版時に読んでいて、ドラマも観ていたので面白いと思いつつも、実際大劇場でのミュージカルとなるとどうか大いに迷った。思い余って原作者の雲田はるこ先生に直接伺ってみたところ『舞台のミュージカルになるなら拡大も圧縮もご自由に』とのお言葉を頂いた。助六、八雲、みよ吉 3 人の愛と葛藤のドラマを、落語を絡めて描いて行きたいと思う」と意気込みを記しました。

昭和元禄落語心中



ミュージカル『昭和元禄落語心中』は、2025年2月から上演予定です。


【担当:芸能情報ステーション】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。