映画「クラメルカガリ」の公開記念舞台挨拶が13日行われ、声優の佐倉綾音さん、榊原優希さん、大塚剛央さん、細谷佳正さん、森なな子さん、悠木碧さん、塚原重義監督が登壇しました。

映画「クラメルカガリ」公開記念舞台挨拶




本作は、炭鉱の町「箱庭」を舞台に、日々迷宮のように変化する町を地図に記す「地図屋」を営む少女・カガリを中心に、風変わりな町の人々と織りなす痛快群像エンターテインメント。

佐倉綾音さん




主人公のカガリを演じた佐倉さんは、黒のレースの手袋を身に付けて、純白の着物姿を披露しました。
他の登壇者も作品に合わせてレトロな装いで登場すると佐倉さんは、“何名か実写の人がいますね。悠木碧さん…”と名指し。悠木さんは、“いやいや、やめてくださいよ~全く”と演じたキャラクターの声で会場を沸かせました。

悠木碧さん




さらに、佐倉さんが、“髪型も眼鏡も”と指摘すると、悠木さんは、“キャラデが似すぎてて笑っちゃった。オーディションの時から「え、キャラデ似すぎじゃね?」って思いました”と本人も納得の実写具合だったと認めました。

大塚剛央さん




また、この日大塚さんは演じたキャラクターと同じくキセルを持って登場。大塚さんは、“アフレコの時に(キセルが)あったらよかったな”とぼやき、“(アフレコでキセルを)吸っている芝居の時は、自分のボールペンを吸いながらやっていました。こんな感じなのかなと(想像を)膨らませながら”とアフレコ時の裏側を明かしました。そのボールペンの行方を佐倉さんが尋ね、大塚さんが、“ありますよ”と答えると、佐倉さんは、“売ろう!セリで”と提案。会場からは今日一番の笑いが起こりました。

塚原重義監督




監督は佐倉さんの最後のセリフ収録時について、“凄かった”と絶賛し、“スタッフ側はこれくらいでいいかなって思っていた時に、「もう一回いいですか?」て言われて、みんな息を飲んだし、それを聞いた榊原さんから「エモい」って言葉が出た”と語りました。

佐倉綾音さん




その時を佐倉さんは、“カガリってどこまで叫ぶのを知っている子なんだろうって思って。「最後に試しに一回だけ、今までカガリが出したことのない声を出していいですか」っていってやった”と振り返りました。また、“「好きだから~」っていうのに、(冬のソナタの)「好きだから~」が思い浮かんじゃって。「ヨン、お前は黙っとれ」みたいな感じで葛藤がありました。自分の中のヨンを振り切るためのラストテイクでした”と会場を笑わせながら、思わぬ苦戦があったと語りました。

【担当:芸能情報ステーション】

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