第59回上方漫才大賞(ラジオ大阪、関西テレビ主催)の発表会が13日、大阪市内であり、笑い飯(吉本興業所属)が10年ぶり2度目となる大賞を受賞した。奨励賞は見取り図(同)、新人賞は天才ピアニスト(同)に決まった。

 笑い飯は、いずれも奈良県出身の西田幸治さん(49)と哲夫さん(49)が2000年に結成。互いに意表を突くボケを重ねていく「Wボケ」のスタイルで、10年には「M―1グランプリ」で優勝した。関西での活動を大切にしつつ、ネタの円熟味も増していることが評価された。

 西田さんは「年取っても幼稚なことをしているのが良かったのかな。枯れてしまわないよう頑張りたい」と語り、哲夫さんも「幼稚さの円熟味を大切にしたい」と喜びをかみしめた。

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