国は有事などの際、熊本空港・熊本港・八代港を、自衛隊や海上保安庁が円滑に使える『特定利用空港・港湾』に選定する考えで、きのう自治体への説明会を行ったことが分かりました。
熊本県などによりますと説明会はきのう非公開で行われ『特定利用空港・港湾』に選定されるのは熊本空港と熊本港、八代港の熊本県内の3港です。
これは自衛隊や海上保安庁が平時の訓練や、武力攻撃などを除く有事の際に迅速に空港や港湾施設を利用できるようにするもので、ことし4月、北海道や沖縄県など7道県で5つの空港と11の港が指定されています。
きのうは内閣官房と国交省、防衛相の担当者が熊本県庁を訪れ、非公開で県と熊本市など関係4市町村に選定への考えを説明したことが分かりました。
熊本県の担当者は「反対する意見などは出なかった」と話し、「引き続き丁寧な説明を求めていきたい」とコメントしました。
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