陸上自衛隊第15旅団が旧日本軍の牛島満司令官の辞世の句をホームページで掲載していることを巡り、市民団体が抗議の意味を込めた「琉歌」を発表しました。

「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」は6月18日に沖縄県庁で会見を開き、陸上自衛隊第15旅団が沖縄戦を指揮した旧日本軍の牛島満司令官の辞世の句をホームページで掲載し続けていることを受けて、「沖縄の住民は日本軍の戦争が滅ぼし戦没者遺骨は土になっている」と抗議の意味を込めた琉歌を発表しました。

▽ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会 具志堅隆松 共同代表
「島ぬ青草や 皇軍が枯らち 戦さ枯骨や 土になゆる」
「今まさに自衛隊という日本軍によって島の青草が全部枯れてしまいかねない事態になろうとしている」

具志堅さんは慰霊の日に沖縄を訪れる岸田総理らに対しても、琉歌を届けたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。