岸田総理大臣は、先の選挙で当選し、イランの新たな大統領に今月就任するペゼシュキアン氏と、22日午後4時すぎからおよそ20分間、電話で会談しました。

この中で岸田総理大臣は「日本とイラン両国の伝統的な友好関係に基づき、関係のさらなる発展に向けて、ともに取り組んでいきたい」と述べました。

そのうえで、ガザ情勢も念頭に、中東地域の平和と安定に向けてイランがいっそう建設的な役割を果たすとともに、国際社会との協調を進めるよう求めました。

また両氏は、イランの核開発を制限する核合意に関する情勢などをめぐっても意見を交わし、今後も意思疎通を継続していくことで一致しました。

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