議会内のゴルフ同好会の会費を私的に流用して、業務上横領の疑いで書類送検され、7月19日に不起訴処分となった鳥取県議会の松田正議員が5日に会見を開き、残る任期中、議員として活動を続ける考えを明らかにしました。

鳥取県議会・松田正議員:
今回の件におきまして、県民の皆様、支援者の皆様の信頼を大きく裏切り、そして議会の信用を失墜させてしまったことこのことについて、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした。

鳥取市で5日に会見を開いた鳥取県議会の松田正議員。冒頭で一連の問題について謝罪しました。
松田議員は、議会内のゴルフ同好会の会費から約230万円を私的に流用したとして、2024年5月に業務上横領の疑いで鳥取地検米子支部に書類送検され、7月19日に起訴猶予で不起訴処分となりました。

今回の問題を受けて、松田議員は、自民党鳥取県連や県議会の所属会派を除名処分となったほか、県議会でも辞職勧告が決議されています。

鳥取県議会・松田正議員:
今後につきましては、ご批判があろうかと思いますが、残された任期について今まで取り組んできた県政の課題について取り組んで参りたい。

今後も議員活動を続ける考えを示し、残り2年半の任期中、米子市淀江町の産廃処分場の問題など、地元の課題に精一杯取り組みたいと話しました。ただその後の進退については…。

鳥取県議会・松田正議員:
次回の選挙には出るつもりはありません。その意思は固いです。

松田議員はこのように述べ、次の県議選には出馬しない意向を明らかにしました。

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