岸田首相は８月１４日、「党が変わる姿を国民に示したい」として９月の自民党総裁選に出馬しない意向を表明しました。
突然の表明に岩手県内からも様々な声が上がっています。
政治資金パーティーをめぐる事件などで支持率が低迷するなか、１４日午前、総裁選に出馬しない意向を表明した岸田首相。
突然の表明に県民は…
「今のところ不人気だから、（出馬しないのが）本人の考え方だろうけれど、（岸田首相が）良かったなっていう人少ないんじゃない」
「びっくりですね。もうちょっと責任を持って、またやってほしかった」
「色々なことがあったが、岸田さんは岸田さんなりに一生懸命やっていたんじゃないかと思う」
自民党県連会長の藤原崇衆議院議員は、北上市内で取材に答えました。（午後０時半ごろ）
自民党県連 藤原崇会長
「本人は再選に向けて意欲を示していると漏れ聞いていたので、このタイミングで不出馬というのは一つの判断だと思っている。（総裁選は）一議員として地域の皆さんの思いもくみ取って、新しい総理総裁にふさわしい人をしっかり応援していきたい」
一方、達増知事は…（県庁・午後３時ごろ）。
達増知事
「けじめをつけなければならないほど今の日本の政治が異常な状態になっている。国民として重く受け止めて、日本政治を根本からやり直す作業が求められている」
また立憲民主党の県連は「『選挙に勝てない』という党内包囲網に屈した退任表明だ」と批判し「政権交代を引き続き訴える」とコメントしています。
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