自民党の石破元幹事長は18日、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演し、自民党総裁選の推薦人確保のメドについて「ほぼ付きつつある」と自信を示した。先週15日に「メドは付きつつある」と述べた段階に比べ、推薦人は積み上がったとの認識も明らかにした。

その上で、「推薦になってくださる方は、それぞれの政治生命かかっているわけだし、選挙区の皆さん方に何で石破の推薦人になったのかをきちんと説明できなきゃいけないので、その確認作業を数日中にやらせていただきたい」と語った。確認作業を終えられれば、週内にも正式に出馬を表明する意向も示した。

石破氏は、総裁選に出馬した場合に訴えたいこととして「国民にきちんと誠実に向き合う自民党にしたい」と述べたほか、実質賃金の引き上げと防災省の新設を挙げた。

総裁選で世代交代を訴える声が出ていることについては、「若い方々に代わっていくことは必要なことだ」としつつ、若手以上の世代が「経験や課題を受け継いでいく役割は果たしていかねばならない」と強調した。

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