任期満了にともなう大阪府箕面市長選挙の投開票が25日行われ、無所属の新人で、元大阪府議の原田亮さん(38)が初当選しました。
箕面市長選挙には、届け出順に、無所属で新人の原田亮さん(38)大阪維新の会公認の現職、上島一彦さん(66)、共産党が推薦する無所属の新人、小林友子さん(76)の3人が立候補していました。
原田さんは、自民党の元大阪府議で、府議団幹事長などを勤めましたが、去年の統一地方選挙で維新候補に敗れ落選。
今回は自民党を離党し、無所属として立候補し、子育てや教育の充実などを訴えていました。原田さんの陣営には、自民党の国会議員や地方議員ら、大阪府連の関係者が支援に入りましたが、いずれも裏方に徹し、「自民色」を隠した選挙戦となりました。
一方の維新の現職、上島さんは、元大阪府議で、「松井一郎元大阪府知事らとともに北大阪急行の延伸を実現させた」などと訴え、大阪維新の会の吉村洋文代表や横山英幸幹事長が複数回応援に入るなど、維新の会が総力を挙げた選挙戦を展開しましたが、及びませんでした。
維新の会が公認する現職の首長が落選するのは初めてです。
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