自民党の宮沢博行衆院議員は、自身に女性スキャンダルが浮上したことを理由に、23日、衆院に議員辞職願を提出した。宮沢議員は、辞職願の提出後、地元・静岡県に戻る前の東京駅で、FNNのインタビューに応じ、女性問題が近く報じられる見通しであることが辞職の原因だと認めた上で謝罪した。以下、インタビューの全文。
宮沢議員:
辞職願を提出して参りました。
――なぜ辞職願を提出したのか
いろいろ不祥事が続いたので、政治全体に迷惑かけることはできないないと思って決断した。
――今回の不祥事とは何か
それについては私も記事を見ていません。不祥事ということでご理解いただければ。ただ、いろいろパーティー券の不記載の資金が問題になっている中で、その資金を流用したという疑いを持たれるのは大変不本意です。絶対そんなことはありません。パーティー券の資金はちゃんと秘書が管理しているので、流用はないと、とにかく訴えたい。皆さん方にご迷惑をおかけしたことは、国民の皆さん、有権者の皆さん、支援者の皆さんに改めておわび申し上げます。大変申し訳ございません。
――一身上の都合とは女性スキャンダルか
記事が出るかと思いますがそういうことです。
――奥さんではない方と?
それについてはご勘弁いただければと思います。
――地元で厳しい声、応援の声もあったかと思うが、そうした方々に何か伝えることはあるか
おわびを申し上げるしかない。信頼を裏切ったので。
――もし秋に衆院総選挙があったら出馬するか?
それは支援者の皆さん、自民党の皆さんに委ねるしかない。私から申し上げることはできない。
――日程的には今後は地元を回るのか
今は白紙ベースで考えている。
――初当選から11年、一番印象に残ったことは?
それは防衛政務官、防衛副大臣になり、そこも大きかったですね。それ以外にも色々あった。地元の皆さんが見学に来てくれること、修学旅行の子どもたちが来てくれることも嬉しかった。
――やり残したことは?
それについても一から再構築するしかないが、いまは全て白紙で有権者に委ねていきたい。
――辞職は誰かに相談したか
地元で相談して上京してまいりました。
――永田町で先輩に相談は
していません。
――これからは?
地元に帰ります。
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