秋田県議会は13日から一般質問が始まり、佐竹知事は、秋田市が八橋運動公園で検討している新たなスタジアムについてJリーグの野々村チェアマンと面会した際の状況に触れ、「クラブライセンスを維持できる感触を持った」と述べた。

秋田市は、新たなスタジアムを外旭川地区の卸売市場の再整備で生まれる空きスペース「余剰地」に建設する計画で、2030年6月に着工するとしている。

しかし、Jリーグからスケジュールの遅れを厳しく指摘され、ブラウブリッツ秋田の来シーズンのJ1ライセンスが交付されない可能性がある。

こうした中、穂積市長は2日、新スタジアムの候補地を八橋運動公園の第2球技場と健康広場に絞り込み、公設も検討しているとの考えを示した。10日にはJリーグの野々村芳和チェアマンが来県し、佐竹知事は新スタジアム整備について意見を交わした。

県議会は13日から一般質問が始まり、佐竹知事はチェアマンと面会した際の状況について、「八橋であれば、チェアマンは『最も望ましい』ということで、まずは八橋に一定の時期までにできる見込みが立つと、ライセンスを維持できるという感触を私は持った」と述べた。

ブラウブリッツ秋田に来シーズンのクラブライセンスが交付されるかどうかは、Jリーグの第三者機関が判断し、9月下旬に示される。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。