立憲民主党の有田芳生・前参院議員(72)が次期衆院選の東京24区に立候補する方向で調整していることがわかった。複数の関係者が明らかにした。同区選出の自民党・萩生田光一前政調会長(61)は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が指摘されている。一方、有田氏は旧統一教会問題の取材に長年、取り組んできたジャーナリストとしても知られる。

 複数の関係者によると、立憲東京都連は今月上旬、有田氏擁立の方向で幹部に対応を一任。有田氏も党公認で立候補する意向を固めたという。23日の党大会で立憲の新代表が選出された後、新執行部が公認を最終判断する。

 ただ、東京24区には国民民主党の浦川祐輔氏(31)、教育無償化を実現する会の佐藤由美氏(52)らも立候補を予定しており、有田氏の公認が決まれば、野党間の候補者調整も課題となる。(松井望美)

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