兵庫県の斎藤知事が失職と出直し選挙への立候補を表明したことを受け、神戸市の久元市長は「会見に違和感しかない」と苦言を呈しました。

パワハラなどの疑惑を巡り、兵庫県議会で不信任決議が可決された斎藤知事は、9月30日付で自動失職し、出直し選挙に臨むことを表明しました。

■神戸・久元市長「大きな違和感があった」

これを受け神戸市の久元市長が27日午前10時半頃、取材に応じ、斎藤知事の会見での発言に「大きな違和感があった」と苦言を呈しました。

【神戸市 久元喜造市長】「どうして全会一致で不信任決議となったのか、齋藤知事の口から納得できる説明はなかった。『辞職しなければいけないことなのか』という発言があったが、県民の代表である不信任決議の事態を受けての対象である知事の発言としては信じられない」

さらに、都市の再整備などで県政停滞の影響を受けているとした上で、「手を携えていけるような県政を取り戻していただきたい」と話しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。