5度目の挑戦となった石破茂氏と初の女性総裁を目指す高市早苗氏による決選投票は逆転劇での決着でした。
決選投票の行方を見守っていた石破氏の地元・鳥取市。
歓喜の輪の中にいたのは石破新総裁の妻・佳子さんです。
石破新総裁の妻・佳子さん:
すみません、お忙しいのにお待たせしてしまって。(マイクは)どれを持てばいいですか?
記者:
僕ら持ちますので!
石破新総裁の妻・佳子さん:
(Q.決まった瞬間は?)感極まったというのが。どの気持ちというのが分からなくて、わあっとなった。(Q.新総裁誕生した気持ちは?)どうもありがとうございます。決選投票前で2位だったのが、総裁に選ばれるとは思わず、ほんとに皆さまのおかげだと思って感謝してます。(Q.総理大臣になったらファーストレディーになるが?)そうなんですよ、どうしましょうね、本当に。みなさん、本当に。まああの…今はちょっとまだよくわからない状態でいるんです。私自身、石破佳子で個人は変わらないのにファーストレディーっていう責任が重くなることについてはまだわからない。
取材中に夫の石破氏から電話が。
石破新総裁の妻・佳子さん(石破氏との電話):
もしもし、お疲れさまでした。今、囲み取材を受けているところで、なんか支離滅裂な話を私はしてしまっていて。
電話の内容を聞かれると、佳子さんは「総裁になったから、私も頼むという話は。頼むっていうとおかしいですね、ごめんなさい、うまく表現できなくて。ちょっと遠かったのでね、遠かったのであれでしたけど、でも元気そうで安心しました」と話しました。
次なる首相、石破新総裁に国民はどんなことを期待するのでしょうか。
街の人は「同じ鳥取県出身ですので、地域のために頑張ってほしいなと思います」「変わらないと思う。色んな人がやっても変わってないように思える」「国防の部分でもうちょっと今よりもしっかりやってもらえれば」「少数派の意見も取り入れられるようになれば」「子育てができる国。子どもを産みたいと思える優しい国にしてほしい」「何にしろ、経済頑張ってもらいたい。今外国の人が日本に来た方が安いよというイメージ付いちゃってる」と話しました。
また、「年金とか。我々の世代もマイナスな世代になってくると思うので」「私たちの世代で何歳になったらもらえるのか分かってないと払い損じゃないかと思う」など年金改革を期待する声もありました。
支持する政党はないという男性からは「裏金とかで信用落としているところがあるので、信用を取り戻す」といった期待も。
10月1日に召集される臨時国会での指名選挙を経て、石破総理大臣が誕生する見通しです。
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